2014年5月15日木曜日

本音と建て前



皆さんお久しぶりです。

フォーノーツのインターン生として活動し
友人にキャリアランプのFacebookのいいね!の催促をしている中で
このブログに辿り着き読んでくれている人からの反響を直に受けています。

「わかる!!」「代弁者!」などと共感して頂くことが多く、
自分だけが思っていたわけではなかったことに自信がつきました。

そして今回は、就活生が最も苦労するもの「志望動機」について。

自分の行きたくない業界にもエントリーする私は
本当に困りました。
(なんなら志望業界でさえ思いつかない。)

1つ目の理由は【本音を言えないから】。

本音「採用人数が多いので、受けました。」
  「土日休みのため。」
「面白そうだから。」
「芸能人に会いたい!」
「楽そうだから。」
「知名度が高くて、受かったらモテそう、かっこいい。」
「実家から通いたい。」etc

しかし実際は
「お客様の悩みに寄り添い、人生のパートナーとして…それは過去の経験から…」
(自分の悩みでいっぱいいっぱいです。)
「社会を豊かにする仕事がしたい」
(総理大臣はどうですか?)
「人に新しい情報や面白いものを広めたい」
(ツイッターからどうぞ)
「○○業界と○○業界のどちらも学ぶことができ、成長の幅が大きい」
(まず勉強したくありません)などなどなど・・・

本音は自分本位なのに、志望動機になるといきなり博愛主義者の綺麗事。
その茶番劇(自分を含めた)に何度笑いをこらえたことか。


二つ目、【どの企業も対して違いがない】。

まだ業界の志望動機は思いつく。
しかし、企業レベルで比べてみたら、絶対思いつかない。

たとえば地銀の志望動機の多くに「地域密着型だから」。というものがある。
しかし、信用金庫も地域密着であろう。

ある金融系不動産仲介(○菱系)の志望動機に
「ほかの不動産会社とは違い、銀行や証券と連携する組織力で・・・」
「金融業界と不動産業界のどちらの知識も学ぶことができ・・・」等あるが
それは○ずほ系や○井住友系不動産会社にもいえることになる。

あとは、キャリア支援が手厚いとか?
商品好きアピールとか?「ぷっちょ」も「ハイチュウ」
「○ルビーのポテトチップス」も「○イケヤのポテトチップ」も大概一緒じゃ!!!

もうこうなると、最終兵器「HITOGARAに惹かれました」しかない。

学生がわかる範囲で企業ごとの違いはどこにあるのでしょうか。
なんて言ってほしいのでしょうか。


にしても、対して代わり映えのしない何万人の志望動機から
人事の方は何を見ているのでしょう。
見れば、やる気がつたわる?
そんなのちゃんちゃらおかしい。
実際その業界に行きたくてダブルスクールまで通っていた人が
ESだけで落ちることだってざらにある。

志望動機ってなんなのでしょう。

みなさん是非お菓子で社会を明るくし、
鉄道で地域活性化に繋げ、
銀行の窓口で人生のパートナーとなり、
広告で人に気付きを与えて、心を豊かにしてください。
楽しみにしています。



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