2014年4月7日月曜日

なんか就活~大手志向になりがちな理由~


 もし私が、大手とベンチャーに決まったら、

大手に行ってしまいそう。

 

と思ったので、それはなぜか考えてみた。

 

それは簡単で、後輩や同級生に「すごい」と言われたいから。

ただ、それだけである。

 

私は前回、存在意義を得るために働くといったが

その存在意義が早い段階で生まれるのが大手なのである。

 

私の通っている講座は、大手の子だけ前で挨拶するし、

大手だけ、発表される。

大学の主な就職先にも、大手だけ載るし、

後輩に相談されるのも大手の人。

 

知られていない会社に内定した人は、失敗したと思われがちなのだ。

(失敗じゃなくても、そう思われてしまう)

 

人は評価を気にして生きている。(少なくとも私は。)

他に何を言われようと、私は楽しいと思うから!と言える自信は私にはない。正直。

 

大手になればなるほど、歯車でしかない現実もありつつ、

そこに属している。という、ことがなにか安心感であったり、

後輩に尊敬されたという過去の栄光(ここで働いていること自体すごいことなのだ)で

自分を保つ。

そして何より、規模が大きい分、会社自体の社会に与える影響も大きい。

 

しかし、既に社会に出た某大手印刷会社の先輩は

名前で選ぶなといった。(大手志向で就活をしていたらしい)

社会にでなければわからないのだろう。

 

私はある人材会社の面接で、

例えば高校野球で、めちゃくちゃホームランを売ったけど、予選敗退。(しかしホームラン王に)と、

自分はベンチだけど、チームが甲子園で優勝した。

と、なったときにどっちが嬉しい?

といわれ、私は前者だと答えた。

 

てことは、大手は向かない。

と分かっているのに。

 

そして題名の「なんか就活」。

内定が決まった友人から、たまたま連絡があった。

某人材の会社に受かったというのだが、

「誇れる会社じゃない」というのだ。

そして大手がいいとひたすら私にいってくる。

「大手は金がいいし、揉まれたい、ブランドがほしい。ベンチャーはダサい」という。

なんで?と聞いても「イメージ」としか答えない彼。

 

不動産仲介にうかった友人は機械メーカーに行きたいらしく理由をきくと

「なんか、楽そうだしかっこよくね?」という。

 

 

某人材会社に決まった友人は銀行にいきたいらしく

「メーカーとかって、働いてる感じしなそう。銀行は働いてるって感じ」というのだ

 

すべての理由は「なんか」「イメージ」「そうだから」

である。

 

世間体はわからなくもない。

しかし、こーゆーやつらばっかり、内定とって腹が立つ。W

人事は、見極められないものなのでしょうか。

 

こんな人たちに、ならないよう後輩には色々伝えていきたいけど、

もし私が、大手に入らなければまず後輩たちも話を聞いてはくれないでしょう

 

もしかして、わたしが西尾さんの話を聞いているのも

大手を経験したからなのかと思うと、

いったん肩書きとして持っておくべきものなのかもしれない。

 

そして、恋愛と就活が一緒であるならば、

勘違いが一番必要なのかもしれない。

(恋愛は、ほぼ勘違いだと思っているw

 

ではまた。


1 件のコメント:

  1. 就活生だけでなく、社会人のほぼ全員が本音では思っていることを分かりやすく分析されていて、とても興味深く読ませていただきました。
    大手ともベンチャーとも呼べない企業の採用担当をしている身としては、就活生が何を基準に会社を大手やベンチャーに分類しているのかという点について知りたくなりました。
    機会があれば、そういったテーマでの記事を書いていただけると嬉しいです。就活がんばってください。

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